今回は、サツキングダムで使用する記事のタイトルについてお話していきます。これは私の宣言でもあります。
私が苦手なネット記事タイトルについて
私は日々、いろんなニュースや記事をスマートフォンで見ます。ちょっとした時間に自分が気になるニュースや事柄を知ることができるのはすごく便利な世の中だなと感じます。以前はテレビか新聞かという選択肢しかなかったのが、こんなに手軽に最新情報に触れられるようになったのはありがたいことです。ニュースアプリも重宝します。
その中で最近益々増えていると感じているのですが、誤解させるようなタイトル多くないですか?内容と全く異なる見出しがついていたり、結論とは逆の見出しがついていたり。大事件が起こっているかのような見出しなのに、内容を見てみると芸人さんがラジオやテレビで言った冗談のことだとか。
「こんな素晴らしい景色があるなんて!」とか「○○さん、数年ぶりに復帰!その変貌にびっくり!」みたいな、どう考えても画像が必要そうな記事見出しなのに開くと文章だけ。画像は外部の別の人が作った記事へのリンクが貼ってあって、「こちら」みたいな。だれかのインスタグラムやXに飛ぶだけだったりします。写真の版権の関係があるのでしょうけども。
星の数ほどある記事の中から自分の記事を見てもらわないといけないという焦り?なのか、手段を選ばない姑息さ?なのか。それとも「それが普通」という認識なのかは分かりません。
私を含め、どんな個人でも情報発信ができるようになった時代なので、そんなことも致し方無いんだろうなと思います。別に犯罪ではないので、やめるべきだと主張するつもりはありません。ニュースになる事柄は限られているので、同じ内容を書いて他の記事より見てもらうにはタイトルで頑張るしかないですものね。時間を搾取されている感じがして好きではありませんが。
私が最近酷いなと思っているのは、そんな姑息?なタイトルを誰もが知っているようなニュースサイトや新聞社まで使い始めていることです。情報のプロというべき方々までそれを始めているのだと思い、複雑な気持ちになります。
「新入社員に与えられている最初の仕事なのかな」とか「本格的な媒体で記事を書くための登龍門なのかな」とか、できるだけポジティブな捉え方を心掛けていますがどうも釈然としません。
you tubeを投稿していて感じたこと
とはいえ、気持ちは分かります。私は少しの期間、you tubeで動画投稿をしていました。動画編集って10分程度の動画を作るだけでも、物凄く時間と労力がかかります。やってみてびっくりでした。動画の編集は新鮮だったので、どれだけ手間と時間をかけても楽しかったです。
ただ、それだけ手間をかけているので見てもらいたいですよね。you tubeはサムネイル、ネット記事でいう記事タイトルが悪いと中身を見てもらえません。そして伸びるのはその人自身に魅力がある場合を除いて、凄く誇張していたり誤解させたりするサムネイルばかり。あと性的連想をさせるものは伸びる傾向があります。中身は無茶苦茶でも釣りサムネイルで伸びますし、どれだけ中身を作り込んでもサムネイルが地味だと再生すらされません。「苦労して作ったものが、誰かの目に触れてほしい」という気持ちが加速した結果、釣りサムネに行き着くのだと思います。
結論:私はしません
ネット記事も状況としては同じなのかなと思います。新聞社や大手サイトでは、「○○PV稼がないといけない」「○○PV以上の記事を△本書かないといけない」などの目安があるのかもしれません。そうなると、タイトルで釣るのが一番効率的なのかなと思います。
私は個人でやっていますし、ニュース記事ではなく投稿です。内容が似たり寄ったりのものがあふれているわけではありません。投稿を書くのは楽しいですし、you tubeほど莫大な時間がかかることもありません。「見てもらいたい」という気持ちは少なからずありますが。
でも、誰かの時間を釣りタイトルで搾取する気分にはなれないので、私は釣りタイトルを使うことはしません。内容に合ったタイトルをつけることをここに宣言いたします。
立派なことを書いているように見えますが、you tubeで釣りサムネに流れたことがあるんですよね。それこそが正攻法だ!みたいな情報に流されて。それをしている自分にちょっと嫌気が差したので、このサイトでは同じ感情を味わいたくないなと思っているだけです。
「自分が納得する行動をとる」というのが私が人生の休暇中に得た私自身を守るための考え方の一つなので、その考えに従うことにします。
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